3月30日に第10回事業再構築補助金の公募が開始されました。そこである事業者様から「9回までの公募要領には【2020年4月1日から2020年12月31日までに創業した場合は、特例的に支援の対象となります】の記載がありますが、10回からは消えています。開業して間もない企業でも事業再構築補助金の申請が出来るのでしょうか」
とのお問い合わせを頂きました。
回答は、事業再構築指針で求められる要件をクリアし尚且つ申請枠に当てはめることができれば、開業後すぐでも申請は可能です。
事業再構築補助金事務局資料
・事業再構築補助金の概要
・公募要領
すなわち開業して間もないからといって、審査されないということはありません。ただ開業して間もない事業者様は、売上高減少要件がある最低賃金枠と物価高騰対策・回復再生応援枠では申請出来きないのでご注意ください。
しかし開業まもない事業者様にとって事業再構築指針の要件をクリアすることは、相当ハードルが高いです。なぜなら、事業再構築指針で求められている「製品等の新規性要件」、「市場の新規性要件」、「新事業売上高10%等要件 」等は既存事業との比較になります。開業したてで売上の実績がこれからという事業者様にとって既存事業は何で、事業再構築補助金で実施する新規事業はこれであると明確に言えるのかが一つの鍵になります。
事業再構築補助金を申請するにあたり、事業計画は認定経営革新等支援機関の確認が必要になります。
弊社コムラッドファームジャパンも認定経営革新等支援機関です。開業したてでも事業再構築補助金を活用した事業をご検討されている事業者様においては、お気軽にご相談ください。