~ 動物病院の医療機器導入やシステム構築のための補助金をお考えの獣医師の方へ ~
ものづくり補助金(※1)とは?
補助金額 最大1,250万円(※2) 補助率2/3補助されるケースも!(※3)
ものづくり補助金は、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
※1 正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」
※2 通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠の場合です。動物病院には関連の薄いグリーン枠、グローバル市場開拓枠を除いています。
※3 通常枠で小規模事業者の場合、或いは、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠の場合です。
さて、今回はものづくり補助金における通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠について見ていきましょう。
①通常枠
新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備・システム投資等を支援するものです。
②回復型賃上げ・雇用拡大枠
業況が厳しい事業者が賃上げ・雇用拡大に取り組むための革新的な製品・サービス開発又は生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備・システム投資等を支援するものです。
【基本要件】動物病院のためのものづくり補助金 「ウチでも使える?何に使える?」参照に加え、以下の【追加要件】が必要です。
- 前年度の事業年度の課税所得がゼロであること。
- 常時使用する従業員がいること。
- 補助事業を完了した事業年度の翌年度の3月末時点において、その時点での給与支給総額(増加率1.5%)、事業場内最低賃金(地域別最低賃金+30円)の増加目標を達成すること。
③デジタル枠
DXに資する革新的な製品・サービス開発又は生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な設備・システム投資等を支援するものです。
【基本要件】動物病院のためのものづくり補助金 「ウチでも使える?何に使える?」参照に加え、以下の【追加要件】が必要です。
- DXに資する革新的な製品・サービスの開発 or デジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業計画を策定していること。
- 経済産業省が公開する「DX 推進指標」を活用して、DX 推進に向けた現状や課題に対する認識を共有する等の自己診断を実施するとともに、自己診断結果を独立行政法人情報処理推進機構(IPAIPA)に対して提出すること。
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPAIPA)が実施する「SECURITY ACTION 」の「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」いずれかの宣言を行っていること。
(参考)
DX推進指標サイト:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html
自己診断結果入力サイト(独立行政法人 情報処理推進機構):https://www.ipa.go.jp/ikc/info/dxpi.html
デジタル枠は、主には自動化(ロボットの利用)やIoTの導入に特化した枠です。
詳しくは、動物病院でものづくり補助金のデジタル枠(採択率最大!)を狙う!で見ていきます。
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