現時点の情報をもとに、令和4年度補正予算案で公表されている「小規模事業者持続化補助金」について、ご紹介します。
この補助金は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を支援する制度です。この補正予算案からは、新たに免税事業者からインボイス発行事業者に転換する場合、一律に50万円の補助上限が上乗せされます。その際、インボイス枠は2023年までは継続されますが、それ以降は廃止されるようです。
通常枠 | 特別枠 | |||||
賃金引上げ枠 | 卒業枠 | 後継者支援枠 | 創業枠 | インボイス枠 | ||
インボイス転換事業者 | 100万円 | 250万円 | 100万円 | |||
上記以外の事業者 | 50万円 | 200万円 | ー | |||
補助率 | 2/3 | 2/3(賃金引上げ枠のうち赤字事業者の場合3/4) | ||||
事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+30円以上とした事業者 | 小規模事業者として定義する従業員数を超えて規模を拡大する事業者 | アトツギ甲子園のファイナリスト等となった事業者 | 過去3年以内に「特定創業支援事業」による支援を受け創業した事業者 | 免税事業者のうちインボイス発行登録をした事業者 (令和4年度第2次補正よりインボイス特例を導入。その際にインボイス枠は終了) |
国ではこの補助金の活用事例を示しています。事業内容のイメージを掴むために参考にされてはどうでしょうか。
事例1 | 古民家をカフェとして営業するため、厨房を増設。加えて、地元飲食店とのコラボメニュー開発や、地域住民の協力を得て様々なイベントをカフェで開催。 |
事例2 | 蕎麦屋が地元特産のかき揚げをセットメニューに追加するため、高性能フライヤーを導入。新規顧客の増加、顧客単価アップを目的として地元メディアに広告を出稿。 |
新しい情報が分かり次第、またこのブログにてお知らせいたします。
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