IT導入補助金2024について、今年はあと2回で終了とのアナウンスがありましたが、来年度のIT導入補助金について新たな情報が判明しました。来年度のIT導入補助金について、いつまで募集されるのか、いつから対応を始めたらいいのか徹底解説します。
※2024のスケジュールについては、こちらの解説もご覧ください。
IT導入補助金とは
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール（ソフトウェア、サービス等）の導入を支援する補助金です。
対象となるITツール（ソフトウェア、サービス等）は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開（登録）されているものとなります。
また、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます。（IT導入補助金2024WEBサイトより）
IT導入補助金は、『補助事業に対する切れ目のない支援』を重要とされていることから、今後もしばらくは続くものと予測されます。
来年度のIT導入補助金について
中小機構WEBサイトより、「令和6年度当初予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業」に係る事務局の公募について」という公募が2024年8月7日（水）より発表されました。
この募集から、令和6年度予算でIT導入補助金事務局を募集していることから、2025年度（令和7年）にIT導入補助金が引き続き継続されることが判明しました。
公募要領を確認すると、以下の通り予算の変化がなければ2025年8月末まで事務局業務が続くとのことですので、今年度の最終回を除くスケジュールと近いのではと予想が出来ます。
来年度のIT導入補助金に乗り遅れないためには
ここからは、IT導入補助金を活用したい方と、ITツール登録をしたいベンダー側に分けてどのようなスケジュール感で動き出せばいいのか、2024年スケジュールとほぼ同様であると仮定して解説します。
【IT導入補助金を活用したい方】
2024年の初回募集は、2月16日～3月15日でした。そのため、多少前後することを考慮して年末～年始ごろから、導入したいITツールの検討をしていただくことが良いかと存じます。IT導入補助金の進め方は、以下の解説も参考にしてみてください。
【ITツール登録をしたい方（ベンダー側）】
2024年は、2月16日よりツール登録の募集を行いました。募集開始時は、事務局も手続きに慣れておらず想定以上に時間を要すこともあり、早めに準備を進めることが必要となります。そのため、今年の12月ごろから検討を開始していただく方が良いかと存じます。ITツール登録の手続きは、以下の解説も参考にしてみてください。
なお、すでにITツール登録済みの場合、移行手続きが年末年始にありますのでお忘れなきようお気を付けください。
まとめ
2024年の動向と、2025年の実施期間から如何に早く手続きを行うかが、非常に重要な要因となっております。今年のIT導入補助金活用を様子見をされている方、ITツール登録が間に合わなかった方などいらっしゃれば、ぜひ一度弊社の無料相談をご活用ください。
特に、DXに関するご相談であれば弊社の「DXの右腕」にて一貫した支援が可能となっておりますので、よろしければぜひこちらもご覧ください。
