～美容室、脱毛、リラクゼーション、マッサージ、整体院、ネイルサロンも同様です～
今回は、補助金を活用してエステサロンを開業したい方に、開業にオススメの補助金、小規模事業者持続化補助金の創業枠についてお話します。
小規模事業者持続化補助金とは？
地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的としています。通常枠の補助上限は、５０万円ですが、今回は、エステサロンを開業したい方に向けて、［創業枠］２００万円について解説します。
補助率は ２／３
３００万円の投資を行った場合、２００万円が補助金として振り込まれることを意味しています。但し、補助金は「後払い」です。補助金が振り込まれるまでの資金は準備しましょう。
誰が創業枠を使えるの？
- 小規模事業者であることが要件です。エステサロンの場合、常時使用する従業員の数が５人以下の場合が対象です。
- 過去３か年の間に開業した事業者が対象です。すでに開業していても対象になる、ということです。
- 産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を公募締切時から起算して過去３か年の間に受けていること。
「特定創業支援等事業」は、最寄りの市区町村でセミナー等の形で開催されますが、これらのセミナー等は、地域によっては年中開催されているわけではありません。
「地域名 特定創業支援等事業」で検索し、まずは日程を確認しましょう。
ちなみに、横浜市の「特定創業支援等事業」情報はこちらです。
何に使えるの？
機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費（オンラインによる展示会・商談会等を含む）、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、設備処分費、委託・外注費、に使用することができます。「機械装置等費」は、例えば業務用脱毛器、業務用フェイシャル機器、内装費などが含まれます。 但し、特に注意すべき点は、下記の経費が全体の４分の１しか使用できないことです。
- 商品販売のためのウェブサイト作成や更新
- インターネットを介したＤＭの発送
- インターネット広告
- バナー広告の実施
- 効果や作業内容が明確なウェブサイ トの
- SEO 対策
- 商品販売のための動画作成
- システム開発に係る経費（インターネットを活用するシステム、スマートフォン用のアプリケーション、業務システムなど）
- ＳＮＳに係る経費
エステサロン等美容系サロンでは集客が大切ですが、そのための上記の費用が全体の４分の１を超えた場合、超えた分は補助金の対象にはならないので、気を付けましょう。
応募締め切り
第１１回の締切は２０２３年２月２０日（月）
事業支援計画書（様式４）発行の受付締切：原則２０２３年２月１３日（月）
※事業支援計画書（様式４）の発行に時間を要する場合がありますので、余裕をもって手続きしましょう。
2023年4月以降（令和5年度）も、引き続き公募が決定されていますので、お問い合わせください。
最後に注意！！
小規模事業者持続化補助金は、交付決定前にすでに発注してしまった費用は対象になりません！補助金の対象としたい場合は、くれぐれも、発注や支払いをしてしまわないように気を付けましょう。
このように、小規模事業者持続化補助金の創業枠は、細心の注意の上申請する必要があります。信用できる認定経営革新等支援機関の支援を得ながら進めることをお勧めします。
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