ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)は、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する経済産業省の所管する補助金制度です。
農業分野で農林水産省以外の制度を使えるの?と思われる事業者様もいらっしゃるかもしれませんが、農業経営体も活用することができます(農事組合法人を除く)。
農業経営体の支援経験豊富な著者が、制度内容とポイントを解説します。
どんなことに使えるの?
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者等が革新的な製品・サービス開発や生産プロセスの改善を行うための設備投資等が主な対象となります。
農業においては、農業機械設備やシステム構築によって単収向上・品質向上・供給安定化を実現し、あわせて省力化、低コスト化を目指す事業計画などが考えられます。また、6次産業化に取り組む場合には、農産加工設備の導入や販売所・オンラインショップの業務プロセス改善のための投資が検討できるでしょう。
なお、事業再構築補助金とは異なり、建物費や広告宣伝費、販売促進費を対象とすることは基本的に認められません。農産加工設備を申請する場合には、事業を実施する場所(施設、店舗等)を申請時点で有していることも必要です。
採択可能性のある経費の例
- トラクターけん引作業機
- 自動搾乳ロボット
- 品目専用農機具
- 牛舎冷房設備
- 施設園芸環境制御システム
- 穀物乾燥機
- 水耕栽培装置
- 栽培管理システム
- 家畜飼養管理システム
- 農薬散布用ドローン
対象とならない、認められにくい経費の例
- 補助事業以外にも利用できる汎用性の高い車両、機器等(軽トラック、PC・スマホ・タブレットなど。公道を自走できない車両は対象となり得ます)
- 工場建屋、構築物、簡易建物(ハウス本体など)
- 中古農機具(3者以上の中古品流通事業者から型式や年式が記載された相見積もりを取得しなければ対象となりません)
※過去の採択事例をもとに当社推測。上記が必ず採択、不採択となるものではありません。
<農業も活用できるものづくり補助金>
農業も活用できるものづくり補助金①2023年1月最新活用事例
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