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補助金の右腕

令和4年度補正予算案から見えてくるも

11月1日YouTube生配信でもお伝えしましたが、来年度も事業再構築補助金をはじめ、ものづくり補助金小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、事業承継・引継ぎ補助金は継続されることが、ほぼ決定されています。

昨日、令和4年度補正予算案が閣議決定をされました。それに伴い、中小企業庁から中小企業・小規模事業者関連の予算案のポイントをまとめた資料が発信されました。下記の資料を見て頂ければお分かりになると思いますが、事業再構築補助金の申請枠はがらりと変わるようです。キーワードは
・成長分野への転換
・賃上に対する支援
・産業構造転換等の促進
・業況が厳しい事業者への支援
です。
特に、成長分野への転換を図る「成長枠」については、グリーン成長枠と同様に売上高減少要件は求められないようです。また現在の円安を受けて、海外から国内へ工場等を移す事業者向けに「サプライチェーン強靭化枠」補助上限額5億円、補助率1/2という枠も新設されています。
ただ事前着手制度が残るかは、第9回目の公募要領が出てからでないと分かりません。

ものづくり補助金については、温室効果ガスの排出削減の取組み度合いに応じて「グリーン枠」が3段階の補助上限額が設定されました。またジャパンブランド育成支援等事業費補助金が統合された「グローバル市場開拓枠」が新設されています。さらに回復型賃上げ・雇用拡大枠以外の申請枠では、大幅に賃上げを行った場合、補助上限額を最大1,000万円に引き上げとするインセンティブが付けられています。
小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、事業承継・引継ぎ補助金についても若干変更があるようです

弊社では、各種補助金の申請支援を行っています。お気軽にお声がけください。

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この記事を書いた人

平阪 靖規

平阪 靖規

2012年4月に「中小企業診断士」登録。2013年04月の独立後より補助金を始めとする中小企業施策の支援に従事。中小企業施策を企画する行政と利用する中小企業・小規模事業者の橋渡し役としての任務を全うすることに力を注いでいる。株式会社コムラッドファームジャパン 代表取締役。

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